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[ブログ②  質屋の雑学 ]

2020.10.08

近年では質屋に馴染みのない方も多いと思います。
少しでも興味を持っていただこうと質屋に関しての雑学を紹介したいと思います。

 

①質屋はいつからあるの?

質屋の起源は貨幣経済が発達してきた鎌倉時代とされています。。
歌人の藤原定家の日記である「明月記」には「土倉(とくら)」という昔の呼び名で出てきます。
当時は「造り酒屋」の兼業として貸付を行っていました。

室町時代には日用品を担保にしてお金を借りる庶民の金融機関として人々の暮らしに浸透していきます。

江戸時代になると現在の質屋営業法の基礎となっている「質屋取締令」が施行されました。
呼び名も土倉からが今の質屋になります。
5代将軍徳川綱吉の時代になると好景気になり、質屋の数も増えました。
江戸の街には約2700件の店があったとされています。
江戸時代から明治時代の主な預ける品は着物が主流で、他には米、布団、大工道具、刀なども取り扱っていました。

現在では預ける品の主流はブランド品、宝飾品など時代を反映した物に代わっていきましたが、システム自体は昔と変わっていません。

 


②日本以外で質屋がある国

質屋は日本だけのイメージを持たれてはいませんか?

発祥は中国で、そこから広がっていきました。
現在では質屋は世界各国にあります。

有名な所ではマカオですね。
カジノが盛んな影響もあり、至る所に質屋が営業しています。
観光スポットではマカオで初めて開業した質屋を修復した質屋博物館が公開されています。
中では様々な資料、倉庫などが展示されマカオの質屋の歴史が学べます。

それ以外の国では
中国
韓国
台湾
アメリカ
ロシア
フィリピン
タイ
インドネシア
ベトナム
イギリス
イタリア
フランス
スペイン
ドイツなどがあります。

質屋の仕組みは国によっては少し異なることはありますが、
品物を担保にして預ける、その品物の価値に合ったお金を貸し付けするいう基本システムは皆同じです。

 


③質屋の休みが7のつく日が多い理由 

質屋は7、17、27日と7のつく日が多いです。
その理由は質屋→しちや→7や と呼び名が同じでわかりやすく、定休日が記憶に残りやすいからです。

質預かりをして期限の日が休みだった場合、

店が閉まってて、品物が出せずに期限が過ぎてしまうことを防ぐために覚えやすい日を定休日にする必要があります。

その必要性から語呂合わせの7のつく日が定休日となりました。


※最近では7のつく日ではなく、特定の曜日を休みとする質屋も増えてきました。
当店も7のつく日ではなく、定休日は日曜です。