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[ブログ①  金の純度とは?]

2020.09.25

金の価格を調べた時に純度によって買取価格が違うのをご覧になったことはないでしょうか?
日常生活において、金の純度はあまり知られていないと思いますので、ご説明していきたいと思います。

 


①金の純度とは?

金の純度とは指輪やネックレスなどの製品に純金が含まれている割合です。
純度は24分率で表され、純度100%である「24金」は純金です。そこから純度が下がるごとに数字が下がっていきます。
よく聞く「18金」の純度は75%含まれています。
ちなみに「K18」と表示されますが、この「K」は「Karat(カラット)」を指します。

この金の「Karat(カラット)」は純度の意味であり、宝石の「カラット(carat)」は重さを意味するので、スペルも単位も異なります。

 

 

K24
純度99.99%

いわゆる「純金」で変色や腐敗はしませんが、柔らかく、熱を加えると変形するのでジュエリーには向いていません。主にインゴットや金貨などに使用されています。日本では99.99%(フォーナイン)が基準ですが、海外では99.9%(スリーナイン)以上の純度であればK24としての表示が認められます。

※ホールマーク1000

K22
純度91.7%

日本では22金の製品はあまり作られていません。海外では金貨などによく使われています。

※ホールマーク917・916

K18
純度75%

もっとも一般的な純度です。「できるだけ純度を落とさずに、ジュエリーに加工するために必要な硬度をキープ」した結果に生まれました。

※ホールマーク750

K14
純度58.3%

日本などアジアでは金の純度が重視され、K14となるとあまり価値がないと見なされます。しかしジュエリーのデザインを重視するヨーロッパでは硬く加工しやすいK14がよく使われています。

※ホールマーク585

K9

純度37.5%

K9は品物に「金」と表示できる最低基準です。37.5%を下回る純度のものは市場に出回っていません。

変形や傷はしにくいですが、硬いため指輪のサイズ直しができない場合があります。

※ホールマーク375

※ホールマークとは

独立行政法人造幣局にて貴金属製品の品位試験を合格したものだけに打刻される証明記号です。造幣局で打刻されるので、マークを偽造打刻すると罰せられます。

 

②なぜ他の金属を混ぜるのか?

他の金属を混ざて純度を下げる理由は、純金のままだと高熱に弱く、硬度が低いため傷がつきやすいためです。
パラジウムやニッケルなどの他の金属を混ぜることによって、欠点である硬さを増して、色味も調節することでホワイトなどの色の違う金を作ることができます。
混ざりあい、純度が落ちることによって光沢と色は純金と比較して劣ることになりますが、金の割合が少なくなるので製品の値段は安くなります。
「18金」は変色のしにくさ、耐久性のバランスが良く、普段使いの製品にするのに向いています。

 

[補足]GPの刻印があるものは何?

GP(gold-plated)はメッキという意味です。
表面に薄い金が張ってあるだけなので、基本的に金としての価値はありません。